山岸佳太は8月、小田原でG3初Vを飾ったあと、F1で2場所続けて決勝進出に失敗した。

 「すんなり駆けさせてもらえなくなって…。やりにくくなったけど(周囲に)評価されたということですかね」と複雑な表情で話した。しかし、その包囲網は突破してこそ。「まくりばっかりだと、足も落ちるだろうし、自分のスタイルは崩したくない」。1予5Rは幸い、すんなり駆けられそうな構成だ。「勝てればいいけど、負けても何か収穫を得て帰りたい」。G1初出場の今回で名前を売って、来月の競輪祭につなげるつもりだ。