ファンを呼ぶオープニングレースの1番車は、渡辺雄太(23=静岡)が入った。

6月岸和田高松宮記念杯に続く抜てきに「もう、後輩期もたくさん出てきているのに、そろそろいいでしょう」と苦笑い。

さらに横山尚則(27=茨城)も昨年の小倉競輪祭から宮記念杯、高知共同通信社杯、そして今回と1年で4回目の1Rに「もう、慣れました」とあきらめ顔だ。

一方、109期の佐々木豪(22=愛媛)はデビュー2回目のG1出走とあって「別に気にするほどでは…」と自然体。

共同通信社杯では「優勝して松山に2000万円の土地を買う」と豪語していたが、準決敗退に終わった。

そして、今回は「いい走りをして、母にプレゼントする携帯端末と、持ってくるのを忘れて、前検日に買ったペダル代、合計10万円を稼ぐこと」と、目標がガクッとスケールダウンした。1予でノルマ達成だ。