菅田壱道(35=宮城)が年末のKEIRINグランプリ(GP)出場のラストチャンスに懸ける。

準決10Rで新田祐大のカマシを差し切って快勝し、19年名古屋オールスター(9着)以来のG1決勝進出を決めた。「初日、2日目は仕掛けられたし、今日は番手の仕事ができた。乗ってますね」と自身の出来に満面の笑みだ。ウエートトレーニング中に背中を痛めたことで、今年は長く苦しんだ。11月の小倉競輪祭は出場権がなく、これが今年最後のG1出走。最後の最後に巡ってきた絶好の舞台で、新田後位から逆転の差しを見せるか。優勝すれば、GP切符が手に入る。