初日メインの12R日本競輪選手会理事長杯は、単騎の古性優作(32=大阪)がまくりで制した。

新田祐大-佐藤慎太郎-守沢太志が前受け。この4番手を古性優作が確保し、松浦悠士が続いた。位置が後方になった菊池岳仁-雨谷一樹が6、7番手。最後方の郡司浩平と山口拳矢が上昇しないまま打鐘過ぎまで誘導が残る展開となった。打鐘3角から菊池がカマシに出たが、新田も突っ張って先行争いとなった。このたたき合いを中団で控えていた古性が最終2角からまくり、1着でゴール。古性の仕掛けに続いた松浦が2着、3着は最後方から大外を伸びた郡司浩平が入り、単騎のSS戦士で上位を独占した。

古性は「車番的に後ろになるかと思ったが、あの位置(4番手)が取れたので、冷静に走れた。(まくりの感じは)そこまで良くなかった。今日(初日)は新車を使ったが、明日(ローズC)はいつもの自転車にしてみて、違いを感じたい」と話していた。

2車単(7)(1)は2300円、3連単(7)(1)(3)は6200円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)