【松井律・競輪黙示録】

長い直線が弥彦バンクの代名詞。多くの自力選手は、そこを考慮して仕掛けが普段よりも遅くなる。そんなことはお構いなしに、打鐘から突っ張り先行に出た新山響平は、気持ちの強さが光った。

◆11R 1番車の新山に迷いなし。ダッシュいい雨谷なら必ず付いてくる。(1)=(9)-(5)(3)(2)(7)の計8点。

◆戻って2予Bからは8R。犬伏-松本-橋本が魅力的なラインだ。松本の自力の強さはもちろんだが、番手の適性も高いものがある。犬伏が安心して駆けて、松本が差す。(2)-(9)(1)(7)(3)-全で計28点。