伊東競輪の年末恒例G3「開設67周年記念・椿賞争奪戦」が、12月7~10日の4日間で行われます。

 2017年の当地ラスト開催。今回もG1の常連を中心に好脚が勢ぞろいします。難敵を迎え撃つ南関勢は、ウィナーズカップでのG2初優勝でブレークした郡司浩平(神奈川)に、地元・静岡の渡辺晴智、渡辺雄太、岡村潤が加わる分厚い布陣となりました。

 遠征メンバーの主力は金子貴志(愛知)稲垣裕之(京都)。金子は直前の競輪祭で渡辺晴智とともに決勝へ進み、ベテラン健在をアピールしました。いざとなれば自力を出せるだけに、好勝負は必至。稲垣は07年以来、10年ぶりの椿賞制覇を狙います。

 ヤンググランプリを控えた太田竜馬(徳島)も侮れません。3場所前の防府G3は、初日から3日間バックを取り、無傷で決勝へ進出(5着)。続く久留米F1は完全Vでした。前走の競輪祭は1次予選で敗退しましたが、その後2勝、2着1回と善戦。近況の充実度はメンバー随一だけに、争覇圏内に入ってくるでしょう。

 そして最終日には、今夏スタートした「ブロックセブン」が組まれています。S級レーサーが全国7地区から1人ずつ選出され、7車立ての一発勝負で熱戦を展開。こちらも見逃せません。

 ニッカンスポーツ・コムは、椿賞争奪戦の特集ページをオープンしました。

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