1期生の白井美早子(29=大阪)が、川崎で完全復活をアピールする。右アキレス腱(けん)断裂の大けがを乗り越え、今年3月に復帰。2度の決勝進出を果たすなど、どん底からはい上がってきた。「前期は何とか代謝も免れました。期も変わったので、気持ち新たに頑張りたい」と前向きに語った。

 今開催への意気込みはひと味違う。アキレス腱の縫合手術を受けたのが川崎市内だった。「初日には主治医の先生や、お世話になった方々が応援に来てくださるそうなので」とうれしそうに語った。1年分の思いを、7Rの1走にぶつけるつもりだ。