弥彦G3と武雄G2共同通信社杯を制した諸橋愛(40=新潟)が場内のイベントステージで優勝報告会を行った。

 弥彦G3は単騎戦で勝ち、共同杯はゴール前で平原康多をかわした。「武雄は康多がいなければ勝てなかった。自分の戦い、戦法は他の選手に嫌われていると思うと、くじけそうになるときもある。家族の支えや、ファンの声援がうれしい」と話すと、大きな拍手が送られた。新潟勢のビックレース制覇は、小橋正義氏(引退)が04年に寛仁親王牌を制して以来。武雄の激闘から2日がたち「優勝の実感が湧いてきた。重みが分かってきた。今年はG1があと2つ。しっかりと準備して、KEIRINグランプリ出場を目指す」と力強く宣言した。