千葉500バンクで行われる最後の記念は「命を懸けて走る!」。開設68周年記念G3滝沢正光杯(14~17日)を開催する千葉競輪の関係者が2日、PRのため東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ、同行した地元の伊勢崎彰大選手(38)がほとばしる気合をスパークさせた。

 「自分としてはG1やグランプリ以上の格付け。(滝沢正光氏の)弟子として何が何でも取りたい。今年は1日も無駄にせず体を鍛え直しました。どんな状態でも車券に絡んで決勝で勝ちます」と威勢良く宣言した。

 千葉市経済農政局経済部の松戸利一部長と、鴻崎豊宏所長は「有終の美を飾り、国際規格の250バンクにつなげたい」と語り、売上目標を58億円とした。千葉勢は大挙14人が出場。決勝は250競輪につなげる意味で、通常より1周多い2500メートルで実施される。