初日11Rはコーナーのたびに上位が入れ替わる大激戦となった。結局、女子の安達美帆が2着を確保して、逃げた前半と合わせて2連対発進した。

 安達は額に大粒の汗を流して、「疲れた~」と第一声。道中はトップに立つなど奮闘、ゴール前では複勝率55・2%の10号機・高橋二朗を競り落とした。「いいエンジン相手には少し弱い」と弱音も出たが、ペラ調整で回り足はスムーズに。さらなるパワーアップを狙い、「本体整備します」ときっぱり言った。