カウントダウン連載「ROAD TO マスターズ」は2回に渡って注目選手を紹介する。マスターズの華といえば進入争い。今村暢孝(53=福岡)の前付けは、ボート界でも屈指の存在。地元開催に加え2年ぶりのマスターズ出場で大いに燃える。

<注目選手(上)>

 今村の進入コースはほとんどインか2コース。外枠なら迷いなく前付けに行き2、3枠でもピット離れの良さでインを取ってしまうこともある。誰が相手でも内コース指向を崩すことはない。

 「内から深い起こしになってもしっかりスタートできる手前の足を来させる。常にそう仕上げるようにしている」。そのレーススタイルで、7点超の勝率をマークしてきた。30代の頃はセンターからの強まくりも得意とした。そうやって磨いた攻撃力が、今のスタイルになっても生きている。スタート勘をつかめば0台スタートを連発する。

 マスターズの出場メンバーを見て「すごいメンバーになっとるな。まあ、自分がいつもやってることをやるだけ。勝ち負けにはこだわらず」と言った。ノブさんの秘める闘志が地元水面でさく裂するとみた。【中川純】

 ◆今村暢孝(いまむら・のぶたか)1965年(昭40)1月19日、福岡県生まれ。86年11月、59期生として芦屋でデビュー。87年7月福岡で初勝利。優勝はG16回を含め通算67回。同期に植木通彦(引退)、森竜也、山田豊、渡辺伸太郎ら。162センチ、53キロ。血液型O。

※明日は注目選手(下)