ボス(34=オランダ)が圧倒的な脚力でピンチを切り抜けた。

 準決11R、赤板から早駆けした近畿勢に抵抗できず、7番手に置かれた。「残り500メートルでは本当に焦った」。それでも2角から発進し、ゴール前で大外を伸び切った。決勝はグレーツァー(25=オーストラリア)の番手回り。4月宇都宮決勝とは前後が入れ替わり、今度はボスが優勝のチャンスだ。