穴党ファンなら準決8Rの小峰烈を勧めたい。

 春先から先行が多くなるにつれて戦歴もアップ。5月立川で決勝進出し、今節の予選8Rは1周以上も駆けて3着に残った。「大宮では誰も逃げたくないから、先行できる。バックが追い風でかかる」としてやったりだ。積極性の源はとある出会いから。「昨年の春に取った弟子が競輪学校に受かった。オレの走りを見るし、気持ちが入る。受かる前と違い、自分の練習ができている」と近況を話した。先行泣かせのバンク特長を逆手に取り積極策で一発を放つ。