BOATRACE振興会は26日、浜名湖ボートで重野哲之(39=静岡)に対して全国24場制覇の表彰を行った。

 同会の藤川修一理事から、ウィーン金貨1オンスがはめ込まれた記念盾が贈呈された。重野は4月12日、福岡一般戦で史上20人目の24場制覇を成し遂げた。39歳1カ月での達成は40歳2カ月の徳増秀樹を1年1カ月上回る最年少記録だった。

 重野は「うれしい。デビュー当時はなかなか勝てず初優勝は遅かったし、このような結果を残せるとは思わなかった。福岡は前検、エンジンが出ていなかったけど、うまくプロペラが合った。最近の中では価値ある優勝です。次の目標は、ボートレーサーになった以上は賞金王が夢。1歩1歩頑張りたい」と詰めかけた大勢の地元ファンの前で喜びを語った。