【大野義孝のオレに任せろ】

2日目12Rに出走した鈴木圭一郎は自己最高の11連勝を飾った。その他の連勝者は木村武之、鈴木宏和の浜松勢。3日目は2次予選(5~12R)が行われる。3日間の平均得点上位32人が準決勝に進出する。9Rで「オレに任せろ」の大野義孝は絶対王者・高橋貢を本命に推す。機力を上積みして連勝を飾る。

◆9R 高橋貢の巧腕に期待した。SG最多21回V、G1は現役最多の27回Vのキャリアを誇る持ち主だ。今年はSG3大会(飯塚・全日本選抜6着、飯塚・オールスター3着、伊勢崎・グランプリ6着)は全て優出を果たし、優出10回で優勝は一般戦で3回飾っている。新ランク(10月から適用)も今期と同じ6位をキープ。絶対王者の力は安定している。今回は大会5度目の優勝&通算優勝200回を狙う。

初日5Rは3着に敗れたが、巻き返しは早かった。2日目5Rは、S8番手からさばき切って、5周1角では3番手から前2車を差し切り白星をゲットした。2日目に向けて新品クランクを投入。初日の試走3秒32から、2日目は1番試走3秒29をマークした。

「クランクを換えてトルクが増したけど、初日同様に中間から先がない」と不満が残った。だが、車は良化の兆しが見えている。「上がありそうな感じ。スムーズさが出ればけっこういい動きになる雰囲気がある。まだセットをやってないので、セットで探してみる」と整備に全力を注ぐ。

対抗は久門の速攻。丹村と桝崎の機力に浜野の一発要注。(8)=(4)から(7)(5)(2)。