男子の適性入学組ではトップ成績の佐々木悠葵(ゆうき、23=群馬)が、決勝行きを決めた。

白鴎大バスケットボール部出身で、瞬発力や跳躍力といった身体能力の高さで適性試験を突破。「大学4年のとき、大学の先輩・山岸佳太(茨城)さんの影響もあって競輪に行こうと思いました」という。

応援に駆けつけた師匠の矢口啓一郎も「まだ基礎がなっていないけど、群馬では久々に『これは』って感じですね」と素質を評価する逸材。粗削りでも底知れない能力で卒記チャンプを狙う。