21日はイチローの引退に日本中が騒然となった。アスリートにとって、年齢との戦いは重要な問題だ。

今月42歳になったばかりの山内卓也(愛知)も昨年から頭と体のギャップに苦悩してきた。

ハードな練習に体が悲鳴を上げ、前回の防府最終日にはぎっくり腰になった。

「競輪がスピード化されていく中で、自分も速さを求めて練習し過ぎた。でも、それが自分には合わないと、ようやく気付けました。これからは勝負強さを求めていきます。今年はやりますよ」と、いい意味で踏ん切りを付けて、表情も晴れ晴れしていた。

特選11Rは、山岸佳太の番手を巡って大坪功一と競り合う。初日から手に汗握る攻防が見られそうだ。