地元のベテラン吉川昭男(46=滋賀)が悲願の特別戦優勝へ王手をかけた。予選首位通過で迎えた準優12R、インからコンマ06のトップスタートを決めて逃げ切った。「(準優10Rで)事故があって絶対にフライングを切れない立場だったけど、腹をくくって行きました」とこん身の踏み込みだった。

「これまで何度かチャンスはあったけど大きなところを取れてなかった。優勝戦は僕の集大成。最後のチャンスだと思っていきます」。滋賀の闘将が、ポールポジションの位置から気合MAXで地元のG2を勝ちにいく。