オートレース34期生の卒業式が5日、茨城・下妻市のオートレース選手養成所で行われた。34期20人を代表し、養成所での最優秀賞を受賞した上和田拓海(22=川口)が答辞を述べた。

けがでデビューが遅れる4選手以外は、今月8日の飯塚開催から来月8日の山陽開催までにデビュー戦を迎える。

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上和田拓海はロードレースからの転身組だ。「最優秀賞はいただけたけど、整備面、タイム面で課題が残ったままの卒業となったので、積み残した分はこれからですね」と冷静に現状を見据えつつも前を向く。「(ロードでも)ずっと勝つためにやってきたので、レースで1着を取ること」と目標も簡潔。17日、川口でデビュー初勝利を狙う。