木下翔太(28=大阪)が混戦の準優9Rで競り勝って2着に食い込み、優出を決めた。

複勝率33・7%の平凡機を仕上げ、「夜の方がいい。準優も行き足、ターン回りで上の人ともそんなに差を感じなかった」と優勝戦でも戦える足になった。「ここまでくれば枠は関係ない。2、3着はいらない。優勝だけを狙って気持ちで攻める」。この後、三国ヤングダービー、児島ダービーと大きいレースを控える木下が、待望のG1初Vへ燃える。