山崎芳仁(40=福島)が厳しい展開をしのいで決勝進出を決めた。

準決11Rでは絶妙なタイミングで仕掛けた林慶次郎によって内につつまれた。「引こうと思ったけど前が緩めたしヤバイと。これ以上下げられない」。そこで内から踏み上げて林ライン3番手の柳谷崇をすくって何とか3着を確保した。「初日は気持ちよく行けたけど、準決は何とか。3番手に入ったあとも黒田(淳)君にずっと見られてて。なかなか仕掛けられなかった。ただ足自体は悪くない」とホッとした表情を浮かべた。決勝11Rは嵯峨昇喜郎の番手。嵯峨も気合十分で、8月地元いわき平以来2場所ぶりの優勝のチャンスをしっかりとつかむ。