2予B・6Rは永井清史(36=岐阜)が堀内俊介をまくって準決一番乗りを決めた。

8月に練習中の落車で右手親指の腱(けん)を断裂。痛みが残り、ハンドルをうまく引けない中での勝利に「初日も感触が良くなかったけど、地元で勝ち上がれて良かった。2着条件は厳しいと思っていたから…」とホッとひと息ついた。

競走得点で10点上の堀内を相手に「流してくれたから、仕掛けるチャンスがあった」と勝機を逃さなかったことが奏功した。

地元G3の決勝は優勝した10年から遠ざかる。準決をクリアして、久しぶりのファイナル進出となるか注目だ。