1、2班戦デビューの昼田宗一郎に人気が集中していた予選9R、3着で準決進出を決めたのが田村風起(24=奈良)だ。中団を確保し、昼田のまくりに合わせて踏んだが「位置取りは良かったけど、相手(昼田)が強かったですね」。それでも昼田ライン3番手の藤田洋平をさばいての3着と、動きの良さは光ったレースだった。

4月の青森で誘導妨害により失格。あっせんが3カ月以上止まり、今回が復帰3戦目。「新ルールになって初の準決進出です。だんだんと良くなってきていますね」と、敗れた中でも手ごたえはつかんできた様子。準決8Rは今年1月奈良以来の決勝進出を目指す。