稲田浩二(34=兵庫)が準優10Rを逃げ切って優出一番乗りを決めた。

5日目にしてチルトを下げてレースに挑んだが「一瞬の乗り心地が気になったので、下げてみました。前回(8月オール兵庫、優出4着)の時よりもいいです。調整が合っていて好みの感じですよ」と、稲田にとって重要なグリップ感が来た。先月の戸田周年でG1覇者の仲間入りを果たして勢いは十分。地元凱旋(がいせん)レースで優勝戦は3号艇。活発に仕掛けて見せ場を作る。