伊藤誠二(45=愛知)が9Rをインからしっかり逃げ切り、胸をなで降ろした。引いた46号機は前節に田中辰彦が準優日に連続で転覆。途中帰郷を余儀なくされたエンジンだった。前検も気配が重く調整作業に追われた。「悲観するような足ではなかった。良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。田中は転覆する前は節一級だっただけに、まだ上積みも見込めそう。「そこまで出ていく足ではないけど、十分戦える」と2日目2走の好勝負を誓った。