日本競輪選手養成所(滝沢正光所長)初の早期卒業となる、117期の寺崎浩平(25=福井)と菊池岳仁(19=長野)両候補生の早期卒業証書授与式が25日、伊豆市内の同養成所で行われた。

寺崎は第2回記録会で200メートル10秒33の養成所新記録を樹立し、ゴールデンキャップ(GC)を獲得。「短期の目標は同期が卒業する7月までにS級にいくこと。3年以内に地元記念を優勝したい」と意気込みを語った。

菊池はスピードスケート出身。養成所で初めてGCを2度獲得。中でも1キロTTでは1分4秒05で養成所記録を29年ぶりに更新した。競走訓練でも圧倒的な先行力を披露し「全部先行で、グランドスラムを取りたい。長野で初めてのタイトルホルダーになる」と決意表明した。

寺崎は1月16日からの和歌山F2、菊池は1月19日からの岐阜F2でデビューする予定だ。