鈴木圭一郎(25=浜松)が2度目の飯塚G1制覇を完全で達成した。G1優勝は19年9月山陽プレミアムカップ以来で通算10回目。2着は荒尾聡、3着は鈴木宏和が入った。

圧倒的なレース内容だった。試走タイムは3秒29と伸ばせず、4番時計タイと不安が残る数字だった。「試走は滑っていた。スタートを行かないと(優勝は)ないなと思っていた」。本番では気合を入れてコンマ04とスタートを踏み込み、先行を果たした。その後もリードを伸ばし続け、優勝をがっちりつかんだ。「本番は滑らないように走り方を変えた。本番の感触は良かった」。冷静に対応して他を圧倒した。