競輪を統括するJKAは19日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、7月~9月までのG3、F1、F2を7車立て9R制で開催すると発表した。

G3は初日特選1個レースを残しつつ2日目も予選にして、準決への勝ち上がりをポイント制に変更する。F1開催はS級5RとA級1、2班の4R、F1ガールズ開催については、S級7Rとガールズ2Rで構成される。出場選手については原則として6月に行う「東日本」「中部・近畿」「中四国・九州」の3地区分割での「地区内あっせん」を踏襲する。

今回の対策は、参加選手を最大63人に抑制し、競輪場内の宿舎や控室などでのいわゆる「3密」を解消し「選手の人命、安全を確保しながら、円滑な競輪開催の継続を維持するため」としている。

なお、7~9月に行われるG2サマーナイトフェスティバル、G1オールスター、G2共同通信社杯は従来通り、全国あっせんの9車立て開催となる。

<7~9月の新型コロナ対策開催>

G3 4日制 S級9R

F1 3日制 S級5R+A級4R

F1ガールズ 3日制 S級7R+ガ2R

F2 3日制 A級5R+チ4R

F2ガールズ 3日制 A級7R+ガ2R

F2ガールズ 3日制 チ7R+ガ2R

※すべて7車立て。A級=A級1・2班、チ=チャレンジ(A級3班)、ガ=ガールズ