第12Rで優勝戦が行われ、守屋美穂(31=岡山)がまくり差して今年3度目の優勝を飾った。

4カドからコンマ13のスタート。1Mまでに伸びてスロー勢に重圧をかけたぶん、イン遠藤エミの先マイが流れた。守屋は差しに切り替えて抜け出した。優勝戦は今節初めてチルト0度に上げて、ペラ調整も正解を出した。「足は思ったより良かった。(若松は)悔しい思いをたくさんしたので、結果を残せてすごくうれしい」。表彰式では、思わず感極まり、むせび泣き。手で顔を覆った。

女子賞金ランク2位で、若松は昨年6月ヴィーナスシリーズに続く連続V。「ますます好きな水面になりました。年末に向けてこれからも目の前の1走1走を大切にします」と力強い言葉で締めた。