3Rの「ルーキーシリーズプラス」は、青野将大が中団5番手からまくり追い込んで1着。ただ1人S級で注目された山口拳矢(24=岐阜)は最終ホームで仕掛け、長田龍拳をまくり切ったが3着に敗れた。

レース後の山口は「中途半端でした。青野さんはやっぱり単騎戦がうまい」とさすがに悔しそう。唯一ラインを組んだ長田と仁藤秀が読み通りに先行し、3番手に切り替えた後の対応で迷いが生じたようだ。「中団からでも先行する。いつもと違うパターンを見せたかった。でも、長田君のペースが緩まず、あの動きになった」。

同じ117期に実戦で初めて敗れたが、すぐに前を向く。「まずはF1戦で優勝したい。G1で活躍するオールラウンダーが理想で目標」。スピード出世へ、地元岐阜F1(11月1~3日)で仕切り直しといきたい。