アメジスト決勝11Rは佐藤水菜(21=神奈川)が制し、昨年に続く2度目のガールズグランプリ(12月28日・平塚)出場を決めた。
逃げる太田りゆの番手からまくった小林優香を追走。小林の上を鋭くまくり、選考賞金ランク10位からの逆転でGP切符をつかんだ。
こぼれる涙が止まらない。「自力で勝ててうれしい。つらかった時期もありましたが、このチャンスで気持ちを集中して、地元地区のグランプリ出場を決められました。昨年は、けがしたまま走って4着。今年はタイムも上がって成長していると思うので頑張りたい」。
7月からはナショナルチームBに所属している。タテ足に磨きをかけて、年末の大勝負に挑む。
トパーズ決勝12Rは児玉碧衣(25=福岡)が2角まくりで快勝し、完全Vを果たした。「余裕はあったし、まくった時には優勝を確信しました」。ガールズグランプリでは史上初の3連覇を目指す。【杉森洋一】