わずか30センチ差で準々決勝戦に進んだ。丸野一樹(29=滋賀)が1回戦6Rで、最後方から道中猛追で逆転3着を奪った。

「敗者の選抜にいい枠で乗ろうと、まず5着を目指しました。そのあとは、前がリスクを負って走ると思ったので」。あきらめず、冷静に艇間を詰め、ゴール判定の末、林美憲より30センチ先着した。

パワーは機歴以上。準々決勝8Rは6枠になるが、再びあっと驚く立ち回りを見せる。