出口舞有子(28=愛知)がしっかり逃げ切り、昨年12月住之江以来、通算2度目の優勝を飾った。

伸び節一宣言の高田ひかるが3カドを選択したが、スタートで立ち遅れた。それでも、冷静にコンマ12のトップスタートを決めた。「勝負どころなので、思い切ってしっかり早いスタートで行きました」と納得していた。1Mはカド田口が外マイで迫るも、ターン出口で突き放した。「乗り心地がすごく良くて、出足もしっかりしていました。前検で乗った時から力強くて、大きいことはしてません」と62号機に感謝した。びわこは16年12月にデビュー初勝利を決めたメモリアル水面。「びわこは好きな水面ですが、さらに好きになりました」。あふれんばかりの笑顔を見せた。

次節は、3日からの常滑レディースVSルーキーズバトル。中ゼロ日の参戦となる。「常滑も久しぶり(昨年3月以来)ですが、好きな水面。男子に負けないように頑張ります!」と力こぶ。2節連続Vへ、気迫をみなぎらせていた。