増田夕華(せつか、20=岐阜)が差し切り優勝した。道中で動いてきた尾方真生を前に迎え入れ、その尾方の打鐘4角カマシをピタリ追走。4角から外を鋭く追い込んだ。「まさか(優勝を)取れるとは思ってはいませんでした。(3月の)名古屋で初優勝してからは余裕が出てきて、がむしゃらではなく、狙った競走ができるようになってきました」と満面の笑みを浮かべた。

これで7月函館のガールズケイリンフェスティバル出場も決定。「今回は展開に恵まれた。今度は自分の力で狙えるように練習します」と話した。選手養成所からは髪を伸ばしているが、岐阜第一高時代は丸刈り。「楽なのがいいんですよね。優勝したし、また(丸刈りにしていいか)師匠(吉村和之)に聞いてみようかな」と話していた。