大槻寛徳(42=宮城)が「決勝こそは抜きたい」と、三度目の正直でV差しを狙っていた。

連日高橋晋也の2着に甘んじているが、初日特選は豪快カマシを差せず「ものすごいかかりだった」と絶賛。ところが、準決12Rでは佐藤龍二に逃げられ、高橋はまくりに構えてしまった。これには「今日は(高橋が)弱気でしたね」と苦笑い。「これからG1で戦う選手なんだし、このメンバーでは逃げ切ってほしかった」と、ハッパをかけていた。

「初日よりは余裕があったので、決勝は抜きたい」と大槻。高橋の奮起逃げを差し切って、青森2開催連続Vを狙う。