米嶋恵介(29=岡山)が2場所連続の完全Vに王手をかけた。

準決7Rは単騎ガマシになった久保光司を受けて、2角まくりを決めた。「風が強くて差されるかなと思ったけど、意外に自転車が進んだ」。後続を全く寄せ付けなかった。

同期、同県のライバル山根将太は、武雄で決勝2着に敗れ、本格デビューからの連勝が5で止まった。「これで山根に並びましたね」と話したが、「決勝が勝負なんで」と視線はすでに決勝に向かっている。8月1日からの奈良で同期最速の特昇を決めるためにも、決勝7Rは負けられない。