ナショナルチームの深谷知広(31=静岡)が連勝を飾った。

初日特選は赤板過ぎ、準決は赤板前から仕掛けて逃げ切り快勝。準決は踏み出しで番手が離れてしまう圧倒的な内容だった。

レース後は「まだ本調子ではない」と振り返った。だが「(前々場所の)落車の影響で練習不足を感じた」という前場所の青森G3よりは、上向いている様子だ。

連日、長い距離を踏んでいることについては「こういうレースをしていかないと上では戦えないから」と、次走の寛仁親王牌(弥彦、21日~)を見据えた。

決勝は関東勢の2段駆けが考えられるが「しっかり自力を出すだけ」。ワールドクラスの足で粉砕してみせる。