村松修二(30=広島)が会心のレースで「ホワイトシャーク」白井英治を破り、今年4度目の優勝を飾った。

2コースからコンマ08の踏み込みを見せると、イン白井が回ろうとした上をツケマイで攻め切った。2着争いは、佐々木和伸が桑原悠との競り合いを制した。白井は4着に終わり、3連単は5万円台の好配当決着となった。

1Mは差しとまくりの五分五分で考えていたという村松は、会心のレースを笑顔で振り返った。「伸びは良かったし、優勝戦が一番の仕上がりでした」。今年は7月のびわこG2MB大賞を制したが、若松では初優勝となった。「若松で勝ててうれしい」と力強く語った。今後は記念あっせんも増えるが、「全部、優勝したいです」と今後も全力投球を誓った。