優勝戦は人気を背負った1枠の中辻博訓(47=福井)がインから押し切り、今年3度目、尼崎では初Vを成し遂げた。

進入は落ち着いた3対3。全体にスタートは慎重になり、中辻はコンマ18。スリットからパワフルに伸びて、1Mは落ち着いて先マイに成功。バック他艇を寄せ付けず早々と独走態勢を築いた。仕掛けた中田元泰(35=香川)が2着を確保。3着は秋元哲(32=埼玉)が渡辺和将(31=岡山)を最終2Mで逆転した。なお、チルト3度で挑んだ和田拓也(31=兵庫)はトップスタートを放ったが6着に終わった。中辻の次走は11月4日から9日まで三国G1、68周年に出場予定。