「しゅんすけ会」のおかげで、酒見峻介(36=佐賀)が連勝発進を決めた。

チルトは1度まではねた。2Rは5コースから、まくり差しを決めると、8Rは進入固定戦にもかかわらず、5コースから豪快にまくった。

「行き足、伸びはいいです。チルトをはねても出足やターン回りも悪くないです」と37号機の調整を完全に手の内に入れた。

「しゅんすけ会」で伸びは、さらに強化された。前節の、びわこ一般戦で内山峻輔(26=東京)から学んだ。「しゅんすけ会を結成して、内山君と同じ節になったときに、ギアケースの扱い方などを学びました。さらに伸びの威力がついた感じがあります」と笑顔で語った。

前回の当地一般戦(10月)でもチルトをはねた。「そのときの4日目以降で福岡の調整方法が分かったので、それも生きました」。2日目は10R3枠。センター枠なら、再び伸びが生きそうだ。