山川雄大(28=兵庫)が逃げ切り、悲願の初優勝を飾った。

初優出で1枠とプレッシャーがかかる中、コンマ05のトップスタートを決めて先マイ、4カドから差し迫る地元の江本真治を振り切った。15年11月デビューから6年1カ月、念願の初優勝を決めた。「展示と同じ起こしで行ったが、風がやんで怖くて様子を見た。1Mは自分のターンをするだけでした」と笑顔を見せた。さらに「昨日(準優)逃げられたので(優勝戦は)自信を持っていけました。予選のインの方が緊張した」と周囲を笑わせた。

「今年はいい年になってくれそう。頑張ります」。次節は25日からの若松一般戦に出走予定。