湯川浩司(42=大阪)が準優9Rを逃げ切って優出一番乗りを決めた。機力は出足を中心に納得の動きをにじませる。

「自慢できるのは手前とピット離れ。伸びも下がることはないですよ」。意外なことだが、丸亀での優勝歴はない。話を向けると「苦手意識があったんでね」と苦笑い。それでも「丸亀特有の調整法があって、またひとつ勉強になりました」と言うなら、チャンスは十分にある。ファイナルは3枠。軽快な攻めを放って、当地に対する嫌なイメージを断ち切る。