浜松の新人・兵頭寛和(28=浜松)が、デビューから12走目で初勝利を挙げた。

一般戦B・1Rは1枠から逃げると、後続に迫られたがそのまま押し切った。レース後、ロッカーに戻ると多くの仲間から祝福を受けた。

「初勝利はうれしかったです。同期が勝っていて焦りもあったけれど、師匠からは変わらずご指導をいただいた。グループの方、親、前職の職場の方、応援してくれるみんなに初勝利を伝えたい」と初々しく喜んだ。

師匠の戸塚茂は「もっと2カ月くらい先かと思った」とホッとした表情だった。

レースに慣れて試走3秒41、上がり3秒526、といずれも自己ベストタイムを更新。最終日も迷いなく逃げる。