チャレンジに降格して3期目の長崎達也(40=神奈川)が再浮上へ懸命だ。昨年の秋ごろから、自力勝負を増やして自在型へマイナーチェンジ。予選5Rはルーキー大高彰馬をいったんは押さえ、その大高が巻き返すと、飛び付いて2着になった。

デビュー18年目で、かつてS級へ上がったころのような活発な動き。「高橋陽介(89期S級2班)が心配してくれて、いろいろ教えてくれる。練習方法とかセッティングとか。同期に感謝」。好調の秘訣(ひけつ)に、自身がホームにする小田原に、冬季移動でやってくる高橋ら北日本勢との交流を挙げた。準決6Rは再び大高の攻略が鍵。「何とかしたい」と意気込んだ。