団体戦はルーキーズ(白組)が勝利をつかんだ。初日から優位に運び最終日を迎えたが、10Rと11Rでレディース(紅組)にポイントを加算されて逆転を許した。それでも、優勝戦で井上忠政(25=大阪)がV。4、5着にルーキーズが入線。12ポイントをゲットして再逆転となった。

団長の栗城匠(26=東京)は「自分のレースが終わるまでは、自分の事でいっぱいでしたが、最後まで分からなかったので楽しかった。ルーキーズが最後に勝つことができてよかったです。今後も感謝の気持ちを忘れずに走りたいと思います」と話した。

優勝戦は節一パワーを味方に井上が逃げて、昨年6月住之江一般戦以来となる自身4度目、尼崎では初Vを飾った。進入は12・3456の2対4。井上はコンマ09の気持ちがこもった踏み込みから1Mを危なげなく先マイに成功。早々と独走態勢を築いて、ゴールまで駆け抜けた。「いいレースができました。エンジンに助けられました。エンジン一本で勝つことが出来ました。ピット離れが不安でしたが、チルトを下げたら普通にピット離れも出ましたね。スタートは全速だったと思います。1Mもイメージしたターンができました。結果が出て自信がつきました。これからも1走、1走を集中して全力で走ります」とにっこり。次走は8日から11日まで宮島一般戦に出走予定。