129期の梅原祥平(24=岡山)が7R、デビュー37走目にして初勝利をゲット。3連単23万円超の高配当も提供した。

レースは、イン川原正明と5コース大井清貴が1Mで競り合い、大きく膨らんだ懐をまくり差した。「まくり差すというイメージより、大井さんに付いていく感じでした」と振り返った。先頭を走り「初めての景色であたふたしました。ばたばたして、後ろの方には申し訳ないと思いました」と話した。

3周2Mでは少々、アクシデントがあり一瞬、転覆しかけて、ピット内では悲鳴が上がった。しかし、何とか立て直してゴール。「やってしまった、転覆したと思いましたが、ボートに助けられました。(ボートに)ありがとうございます」。梅原は人一倍、礼儀正しい性格で、最後まで感謝を述べていた。次の目標については「B1に上がりたいです」。

駆る28号機は「足はいいと思いますけど、少し引き波を越えるところが良くないです。展示タイムは出ています。エンジン自体いいと聞いていますので、ペラ調整しています」と分析。2日目は1R6枠に登場する。このままのリズムで、金星をさらにゲットだ。