難水面は、俺に任せろ! 福来剛(41=東京)が堂々と逃げ切り、8月桐生以来、今年4度目の優勝を飾った。

優勝戦12Rは、1Mでカドまくりを狙う五反田忍が柴田直哉と接触し、大峯豊も含めてごちゃついた。それを横目に先マイを決めて、後続を突き放した。2着は2Mでさばいて浮上した大峯、3着に松本一毅が入った。

ホーム追い風で波やうねりがある難水面だったが、荒れ水面マイスターにはお構いなしだった。「この時期の水面は比較的乗りやすさがあって、自分にはいい水面でした」と余裕の笑顔。「大峯君がスリットの気配が良かったので、しっかりとスタートを決めつつ、まくられないようにと思った。思い通りになった」と振り返った。

びわこは20年6月に続く、2回連続の優勝。「びわこがもっと好きになった。次に来るときは、3連続優勝を目指して頑張りたい」と意欲を見せた。

次節22日からの江戸川一般戦でも、荒れ水面を乗りこなす。