トップレーサー青山周平(37=伊勢崎)が、プレミアムカップ3度目、通算20度目となるG1タイトルを獲得。これで出場したグレードレースでは、5連続優勝の快挙を成し遂げた。

1枠から注文通りトップスタートを決めた青山は、いつもの勝ちパターンに持ち込んだ。「整備してエンジンは試走から感触が良かった。コースを守りながら、ペースを落とさないように心掛けて走った。上がりタイムにはびっくり」。懸命に食い下がる地元の木村武之に最後まで隙を与えず、そのまま先頭でゴール。ファンからの絶大な支持にこたえた。「浜松で久しぶりに優勝できてうれしい。また気持ちをリセットして精いっぱい頑張りたい」。次のステージ山陽G2若獅子杯争奪戦でも、最強戦士の快進撃は続く。