守沢太志(37=秋田)が、シンタロウになる! 準決10Rで深谷知広との同期連係を決めて1着ゴール。レース後の会見場には、同じ北日本のSSの先輩・佐藤慎太郎の顔がプリントされたTシャツで登場。「佐藤慎太郎です!」と自己紹介して、報道陣の笑いを誘うと、写真撮影も同じポーズで収まり、「慎太郎さんが乗り移ってくれないかな!」と、いたずらっぽく笑った。

「深谷君が、付きやすいタイミングで行ってくれた。出切ってくれたし、そこからは僕の仕事」と、北津留のまくりを巧みにけん制。「瓜生(崇智)君がいるので、最小限で止めないと、と思っていた。ラインで決まったし、ばっちりでした」と会心のレースを自画自賛した。

決勝には北日本勢から4車が勝ち上がったが、福島両者に挟まれる形で小松崎大地の番手回りとなった。「今年はG3で優勝してないし、結果を残していかないと」と、貪欲に勝利を追求する。