深川真二(48=佐賀)が10月G1びわこ周年以来の優勝へ王手をかけた。

準優12Rでは、インからトップスタートを決めてしっかりと逃げ切り、優勝戦1枠を手にした。初日の連勝発進を含め、ここまで10走して6勝。「伸びはいい人がいると思うけど、その手前の行き足はしっかりしているので(優勝戦は)スタートを行けば大丈夫だと思う。回り足や出足も問題ない」と胸を張る。

優勝戦には、3枠に石川真二(52=福岡)、6枠に山地正樹(46=岡山)とコース取りに動くメンバーがいる。「個性豊かなメンバーが多くて、面白い優勝戦になったね」。そう話す深川の頭には、イン死守からの逃げしかない。